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S×強気で恋になる

第42章 2人での買い物



「おい、起きろ。俺も今日は仕事休んだから。で、飯作れ。」

「はぁ・・・?」
俺は一昨日の昨日の熱からで、だいじをとって、病院を欠勤させてもらっていた。

こいつも休んだのか

珍しいな

「くっそだりー!!あー、頭痛ぇ。あいつふざけやがって、口ん中きれてるし、まじムカつくー!!あー、くそ、イライラすんな!!」

・・・あ、なるほどね
今日は珍しく荒れてるのね

服ぬぎ捨ててるし

なんで半裸?

わっかんねぇーなー、こいつ
面白いからみとくか

そう思ってリビングへ行くと、こいつが買いだめしているお菓子を食べていた

「なんで仕事休んだ?珍しいな。」
「なんか、ここ痛くて不安になったから。ちょっと見て。」

どこだよ・・・
あー、これは痛いな

ギブスをしている腕をどこかでぶつけたのか、二の腕に内出血が広がっていた

「ちょ、調べるからさ、どーしたら痛いか言えよ?」
コンコンと肩をたたく
「痛くねぇ。」
肩を上げ下げする
「ちょっと痛い、」
トントンっと二の腕をたたく
「痛い!!やめろ、」

「骨は大丈夫だ。安心しろ。ま、こんだけ紫になってたら気になるわな。腫れて圧迫してるし、安静にしとけ。」
「こーゆーとき、お前便利だな。ありがとう。」
「気分はどーだ。」
「は?イライラしてたけど、これ食ったら直ったよ!やっぱチョコレートだな。」
「あっそ・・・。よかったよ、お前が単純で。」

こいつずっと酒飲んでればいいのに。
せんぜんかわいくねぇ。

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