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S×強気で恋になる

第43章 哺乳瓶


ビリッ

あ、またチョコあけた
むしゃむしゃ食べやがって

第一お前にお菓子は似合わねー
ビジュアル的にコーヒーだろ、お前


「・・・腕なんともないなら、午後から会社いくかな。俺。」
最近、小鳥遊(タカナシ)と過ごすの楽しいし。
あいつ、まじ面白れーからさー
夏目の下心に気付くまでは、あいつもいい奴だったんだけどなー・・・。


「おい、ぼーっと今違う人のこと考えてたろ。」
「え?!・・・んなことねーよ。」
こいつまじで俺のこと見透かしてるよな
なんで分かるんだろ・・・

「顔に書いてるったろ。どーせ有給扱いだろ?休め。俺と一日過ごそうな。」
ニヤっと笑いかけられる

・・・やばいのか!?
これはダメかも・・・、危険だろ

「・・・なんもすんなよ。。。」
「なんで?」
「なんでって・・・なんでもだろ!!」

ソファーにだらしなく座っていた足をあげ、ソファーの上で体操座りみたいな形になって逃げの姿勢をとられる

昨日はあんなに可愛かったのに!!
こいつ、本当に泣かしたくなるな!!

「で、なんでんなに逃げる?」
椅子に座っていた岡崎が、おまえに逃げ場はない、と言うような目で睨んで来る

「逃げてねーよ!!睨むな!!飯は?早くキッチン行け!」
「ミルク飲む?前、俺のお乳吸ってたろ」

っ!!あれは、乳首噛んでお前に痛みを味わってもらうためにしただけで、んな意味じゃねーよ!!

「ふざけんな!!いらねーよ!!」

パッと立ち上がりどこかへいく

なんなんだよ、
岡崎の姿が見えなくなってほっとしていた俺の前に、再び岡崎が戻ってきたとき、俺は寒気がした。

岡崎が、哺乳瓶とロープと亀頭に付けられるバイブを手にしてリビングに戻ってきたからだ

っ!!!
やばい!!!

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