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S×強気で恋になる

第13章 逆らえない

俺は風呂場へ向かい、シャワーを浴びていた岡崎に叫ぶ

「てめっ・・・ふざけっ・はぁ・・なっ・・っく」
「なんだー?よく聞こえないなー。声が小さい」

っは・・・
熱いっ、熱いっ
大きい声など出せなかった。
もう俺じゃない甘い声が、勝手に出てしまう
息が漏れる
下半身がらわななく
膝が震え出す

なんにもされてないのに、俺は風呂場の前に膝まづいた。

はぁっ・・はぁっ・・

必死に息を整えようとする。

「先に寝てるんじゃなかったのかー?」
意地悪くそう言う声がする

「っは・・・。はやく、でてこいぅ・・殴らせろっ・・・」
出てきてどうということもない。
おかしくなっていく自分が怖かった。
ただ辛かった。
とりあえず、一発殴らせろ、それだけだった。

「不正解だな。抱いてくれ。じゃないのか?」

風呂場の扉が開き、立っている岡崎に見下ろされる。
目をみると、さも楽しそうに笑っていた。

背中を撫で回しながら甘く耳元でつぶやく

「辛いよな。どうしてほしい?純平のお口でいってごらん」
ピチャーっと鼓膜をなめられ
俺は思わず唇を噛み締めた。

んっ・・んんっ・・・

「声を我慢してるのか?いいねー、その性格。ぶっ壊したくなるよ」
そんなことを冷ややかに言われ、胸を舐められる。

俺の頭はクラクラした。

熱い
足りない
いやだ
触るな
ぐるぐると回る思考。

俺は胸をいたぶられながら、腰を揺らしていた。

「身体は本当にお利口だ。ご褒美をあげないとな」
んんーっ・・はぁっ・・っく
俺は必死に睨みつける
「心配するな。お前が喜ぶお仕置きは、あとでたっぷりしてやるから。痛いこと大好きだもんな、純平は」

その瞬間、

んんーー/////
っく・・やっ・め・・あっ・・

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