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S×強気で恋になる

第43章 哺乳瓶


「もしもし和也?なんか今日純平も会社休んでて、いや、どっこも悪くない。で、土曜日にパーティーする予定だったけど、俺緊急でオペとかなるかもだし、今日お互いお休みだからさ、月曜日から悪いんだけど、今日パーティーしねぇ?はぁ、仕事?んなもん純平のが大事だろ!!っ、来い、ケーキいっぱい買ってこい!」
「はぁ?お前なんかあった?喧嘩したとか?まぁ、いーけどさ。和也も今日サークルないから行けるし、プレゼントも買ったし。」

喧嘩じゃねーけど、
嫌い、出て行け
言われるとさすがに、起きたときまた喧嘩になるかと思ってビビってんだよ!!

「ちょっとまて、プレゼントだぁ?!いつのまに・・・。」
「なんか、和也が家帰るってことまえ騒いだのは、嘘だったんだよ。お前ら2人きりにしたかったらしーぞ。で、暇なったから買ったんだよ。お前買ってないの?」
「こいつに、内緒で買う暇ねーんだよ!!とりあえず、ケーキとかなんやかんや全部お前買ってこい。俺がパスタとミートローフ作っとくから。うん、18時半によろしく。」

やべぇ、プレゼントどうしよ・・・
何あげていーか、わかんねー

片瀬も誘うか。
「すまん、仕事中か?あ、そっか、もー上がりか。明日は昼から?それなら、今日純平の家こい。誕生日パーティーするから。俺の兄貴と弟とだから、あぁ。18時半な。じゃーな。」


起きたらサプライズだ。
こんだけしたら、機嫌直るだろ。

にしても、何あげよう。
いっか、俺は当日あげるにして、
とりあえずでこいつが好きなこの安っすいお菓子大量に買うか。

そう思いすぐ配達できる通販で、純平の好きなお菓子を2万円分買った。

「・・・も、飲めな・・・っく・・・ん」
「どんな夢だそれ。まだ飲んでんの?あれはお仕置き。さー、ベットに運んでやるから、いつもみたいにぐっすり寝ろよ?」
「・・・スースー・・・ん」

綺麗だな。

13時か。下ごしらえでもするか。


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