テキストサイズ

S×強気で恋になる

第43章 哺乳瓶

ピンポーン

「あ、真兄!みて、ケーキ!2個買った。ホールケーキだよ。あー、疲れた」
「和也、ありがとな。入ってゆっくりしてろ。」

「真ちゃん。ごめん。」
「は?え・・・!!」
「おー、真一。ここか、おめーの家。普通のマンションってやつだな。なんで俺誘わねーんだよ。」
なんで、悠二!?

「っ、和也!!ふざけんなよ!!」
「真ちゃん、俺いたらダメなの?ねぇ。」
「ダメに決まってんだろ!純平が泣かしたら殺す!!」
「悠にぃ、早くー!テレビ始まるよー!」

勝手に上がるし
和也もついてくし
終わった・・・

隆彦と悠二には家知らせたくなかった
ここ、俺の家じゃねーけど・・・

勝手に来るんだろ、絶対

・・・っ、どーなってんだよ!!

扉を閉めようとしたら、カツカツと走って来る音が聞こえる。

「岡崎さん?ここですよね?あ、体調大丈夫だった?」
「え・・・あー、あんときはありがとな。まじ助かった。寒くて死ぬかと思った。」
「そーですよ。俺の方がびっくりして死にそうでした。安藤には気をつけて下さい。」
「わかってる。まあ、入れ。あの、細くて華奢なのが、弟の雅史。で、落ち着いた感じのアレが和也。で、あの犬みたいなやつが悠二。同僚の片瀬だ。」
「真ちゃーん、犬はないでしょ。噛むよ?」
「・・・片瀬隼人です。いつもお世話になっております。ちょ、悠二さん超かっこいい!!やばい!!岡崎さんを、よりワイルドにした感じ!!」

「あっそ・・・今フリーだから、連れ帰れ。」

和也と片瀬がテーブルの準備をしてくれてる間に、俺が料理をし、19時になった。

そろそろ起こすか・・・
っーか、まじ寝っぱなし・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ