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S×強気で恋になる

第43章 哺乳瓶



2人帰ったか
俺も歯磨きしよ
そう思って、鏡を見ると
不安そーな顔をした純平が後ろに立っていた

「・・・お前、なんだどーした。こっちこい。」
なんか思い出したのか?
純平を抱きしめる。

「俺怒ってねぇーから、な?注意しただけだ。」
「・・・なんでわかった?お前・・・すげーな」

なにがだ?
抱きしめて欲しかったのか?
わかんねーけど、
俺はすごいだろ?

「お前のことばっかり考えてるからな。俺も歯磨きするから、続きはベッドな?」
「・・・うん。寝る。」

っ、はぁ・・・
これ女だったら、絶対ほわーってなって照れながら歯磨きして、ベット行ってやるやつなのに。
お前は、なんも思わんのかい!!
なんでやねん!!

っ、方言でるだろ。ざけんな。
俺たちが関西に住んでたのは、昔だけどな。


「なぁ・・・精液ってまずいよな・・・いつも味違うし」
「ゴホっ、忘れろ。あれはお仕置きだろ?気に入った?倒錯的で卑猥だったよ。精液絞り出して、それを哺乳瓶で飲ませるなんて。楽しすぎた。またやろうな?」

「えー・・・やだよ。俺楽しくない・・・」
「いや、楽しんでた。うれちかったでしゅかー?」
「やめろって!!俺、赤ちゃんじゃねぇ!!」

そんな話をしながら、ベットにはいる

あ、眠い・・・
俺のが先に寝そう・・・

「ね、先に寝んなよ?俺が寝るから、待って。・・・なぁ、・・・今日ありがとな・・・めちゃくちゃビックリした。」
「だろ?来年しよーな?」
「・・・お前誕生日いつ?」
「俺はいいよ。んなことする歳じゃねぇ。・・・寝ろ。眠い。」
「明日・・・病院?」
「・・・眠くないのか?明日?あー・・・朝から出勤、夕方休みで夜もだ。んー、明日の夜俺いないから。わりーな」
「え・・・いねーのかー・・・」
「おい、ニコニコすんな!!喜んでんだろ!?」
「んなことねーよ。ただ、ヤらない日なんだなって。」
「ちゃんと宿題出してくから。あーも、俺寝るぞ!!」

っん・・・あー、疲れた・・・
こいつ昼間めちゃくちゃ寝たから眠くねーんだな・・・

「真一?・・・寝てる」
んっ、と腕にからまり、俺も目を閉じた

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