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S×強気で恋になる

第44章 日常


「っ、・・・頭いてぇ・・・わ、近っ!」
俺の胸のなかにうずまっている岡崎から離れる

こいつ本当鬼畜だし、鬼だし、痛いことしかしねーし

でも、前より嫌じゃなくなったな
俺、調教されてんのかな・・・
わかんねーけど、こいついないと不安になるんだよな


あー早く起きたし朝飯作ってやるか。
パンとコーヒーしかできないけど

そう思いながら、キッチンへ向かう

昨日・・・楽しかったな・・・
最後覚えてねーや
っーか、お菓子の箱開けたあたりから、記憶ねーな・・・
そう思いながら
コーヒーメーカーに粉をセットする
・・・片手で出来た

だいぶ左手が言うこと聞くようになってきた

っーか、いつも毎食作ってくれて
本当に胃袋掴まれてるよな・・・

こんなんで、腕治ったら実際、岡崎どーしよ・・・
あ、でも抵抗できるな。
ひゃっとしたら勝つかもしんねー

そしたらー、・・・

あ、も、恐ろしいこと考えるのやめよ

そう思いながら、ソファーに散らかった昨日もらったプレゼントを整理する。

今日は、片瀬からもらったカバンと和也からもらったネクタイで行こ。
あとで、ネクタイ結んでもらわなきゃ

んー、他に朝飯なんか出来るかな・・・

あ、ベーコンなら焼けるかも。

再びキッチンに戻る


なんかよく寝れたな、昨日

俺今、なんとなく幸せだ


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