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S×強気で恋になる

第13章 逆らえない

岡崎に身体を抱えられる。
触れ合う部分がゾクゾクする身体。
こんなのっ、俺じゃねぇー
そう思い目をつむる。

カシャー


「はぁ・・なっ・・に・・・っは」
目を開けると再び
カシャー

俺は驚いた。岡崎が、俺を抱えたところを、脱衣所の鏡に映し、撮影したのだ。

「お前すっげー美人。もっと泣かせてやるからな。俺ら、そのへんのゲイビデオより容姿端麗。イケてるわ。」
そんなことをいい、俺の顔を撮影する。
しばらくして、ベッドルームへ俺を抱きかかえたまま歩き出した。

「はぁ・・・熱いっ・・っく・・さわんなっ・・」
ふーっと息をかけられる。それだけなのに、
「んっ・・やっめ・・ろ。・・」

もう力が抜けて暴れることもできない。
ただ、洗濯バサミをつけた胸の突起が熱い。
ホモかこいつー
そう思い、額然とする。
「心配すんな。俺は医者だ。」
そう意味のわからないことを言われ、俺はベットに投げだされた。
俺は壊れていっていた。

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