
S×強気で恋になる
第45章 残業
一人になり風がふくと
全身が震え出す
っ、くそ・・・
なんなんだよ
俺がなんかしたか!?
触るなよ、俺に・・・
あんな汚い親父にヤられた・・・
俺は携帯をだし和也に電話をかけた
「どーした?めずらしーな。」
「・・・・・・迎えにきて。」
「え・・・?真ちゃんに頼めよ。なんか声震えてねぇ?大丈夫か?」
「いいから!!いいから来てくれ・・・・・・。」
「場所どこだ?すぐ行く。」
「・・・・・・わかんねぇ。も、わかんねぇー。っく・・・んっ・・・」
「泣いたらわかんねーだろ。よく周り見ろよ!!何かあるだろ!」
「っん・・・鳥鷹山の駐車場ある・・・っ」
「わかった。そこから動くなよ。」
なんでんなとこに!?
てか、泣いてた!?
真ちゃんに言うか?
でも、真ちゃんに連絡しなかったってことは、きっと何かあるはずだから、俺もしない方がいいんだよな。
「あれ?和也さん、これから飲み会じゃないんすか?」
「ちょっと、かなり急用できた。わりぃ、俺抜きで!」
「えー、和也さんいないと女が逃げますー」
そんな声を後ろにききながら、車に飛び乗った
