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S×強気で恋になる

第13章 逆らえない

岡崎目線----

スイッチを切り、赤黒くなった純平のソレからリングを取ってやる。

ドロッートローッ
と行き場をなくした精液が漏れ出してくる。

身体を綺麗に拭き、左手の縄を解いてやる。
身体の上にあげていた右手を前に持ってきて、三角巾をつけてやる。

俺はため息をついた。
こいつ、本当に強情だな。
媚薬とローションと体液で濡れそぼったバイブを手にする。媚薬入れたんだぞ。
そりゃあ、めちゃめちゃ効くやつではない。
だけど、この前の微弱なやつでも狂う純平には丁度いいくらいだと思っていた。

なのに、泣いて頭を振って
イカして、と言わなかったのだ。

過去にこんなやつ見たことない。
こんな美形でこの性格。俺を夢中にしやがって。

夏目の言葉を思い出す。
「男からも女からもモテるから屈折してるんっすよ。」

お前はいままでどんな奴を抱いた?
お前はいままでどんな奴を好きになった?

純平のこと、知りたい。
いじめなかったら、こいつはこんなんじゃないのか。

俺は、苦しそうに気を失っている純平の手を握る。

一瞬辛そうな顔をしたが、驚いたことに握り返してくる。

赤ちゃんみたいだ。
俺は笑ってしまった。

純平、お前は俺のものだ。
次は俺のを・・・お前のケツに入れてやるからな。

そう呟き、眠りについた。

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