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S×強気で恋になる

第47章 俺の甘え方

なんで下半身裸なんだよ

「チンコビビって縮まってんじゃん。かわいーな。はら、これ履いて。そしたら機嫌直るから。」

っ、んなレースヒラヒラの
履けるわけねーだろ!!!

俺の息子収まらねーよ!!

「俺不機嫌のままだと、何すっかわかんねーけど。・・・5、4、3、2、」
「待って!!」

謎のカウントダウンすんなって
これはいたら機嫌直るのか?

昼飯のとき、コンビニに男もん買いに行けばしのげるか。とりあえずこれ今履いた方が、いいのかも

「なに?」
「っ、履く・・・から・・・」
「顔赤くして、恥ずかしい?同僚に見られねーよーにしろよ?変態扱いされるからな。ほら、どーぞ。」

パンツを頭の上におかれる

っ、クソヤロー!!
ガッととって片足を通す

・・・俺なにやってんだろ

忘れろ
腕が治るまでだ
あと一週間の我慢・・・

「おい。早くしろよ。」
「わあってるよ!!うるせーな!ほら、これでいいんだろ!っ、キツ・・・」
「ほら、朝飯食べろ。電車間に合わねーぞ。」

っ、こんなパンツで痴漢されたら
俺、頭おかしくなるって・・・
送ってくれんじゃねーのかよ


こいつ


意地悪ばっか


「っ、おい!冗談だから、その表情やめろ。それ反則だ。送っていくに決まってんだろ。な?」
「・・・うん。岡崎今日なに?」
「夕方から夜勤だ。わりーな、家あける。もし、あれだったら病院の俺の部屋に来て寝ててもいーから。」
「っ、あんなとこ二度と行くか!!」

お仕置きはされるし
縛って放置されるし
片瀬に見られるし

いい思い出一個もない。

「素直じゃねーな。」
「うるせーよ。歯磨きしよ・・・」

パタパタとスリッパをならして歩く後ろ姿をみる


ビシッとスーツ決めてる下に
あんなレースのパンツ履いてるなんて
想像できねーな

イケメンで綺麗で
下着はレース

笑いがとまらねー

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