S×強気で恋になる
第47章 俺の甘え方
こいつ寝てるし・・・
俺の横で寝るなよ
俺の好きなようにしたくなるだろ?
昔ギブスしたとき、俺もよく寝てたな
つーか、疲れるんだよな
尋常じゃないくらい体力使うし、
片腕で身の回り全部やるから
ストレスたまるし
サラッと髪の毛を触るが起きなかった
ぐっすりじゃん。
行き先変更だな。
純のカバンをあけて、免許証とキーケースをだす
住所これか
「すみません。やっぱり、この住所のとこ行ってください。途中スーパーか酒買えるとこ寄ってください。はい、なんでもいいです。」
お前の家で呑もうな?
んで、俺泊まらせろ。
一緒に寝てるとこ
お前の彼とやらに見せつけて、お前ら別れちまえ。
俺のものになれよ
と突然ぐらっと頭が右に傾き、俺の肩にのる
うわ・・・
可愛い
こいつデカいけど、今すっげー腰曲げて座ってるから俺の肩ジャストフィットじゃん。
右腕細いな・・・
筋肉おちてるじゃん・・・
これじゃあ、ギブスとれても当分の間は力でねじ伏せられそーだな。
純の太ももに手をおいた。