S×強気で恋になる
第14章 隆之の疑念
「なっ!!!降ろせ!!!!変態!!!!」
俺が暴れる。
「ばーか。車はもう走り出してんだよ。お前は黙って俺の言う通りにしてろ。じゃないと・・・」
いやらしくニヤニヤ岡崎が笑う。
「なんだよ!!!言えよ、気になるだろーが!」
「・・・その口の利き方もろとも、調教すっぞ!」
目をキラキラさせて恐ろしいことを岡崎が言う。
「ばっ!ばかやろー!お前、俺の腕が治ったら、フルボッコだかんな!ふざけやがって。」
叫んだのが骨に響いたのか、純平は 、っく、っと顔をしかめる。
「騒ぐな、馬鹿野郎。フルボッコか・・・されないように、治るころには首輪つけて監禁してやるよ」
「ふざけんな。もー、お前といると疲れる。」
「昨日イケなかったしなぁー?」
我慢するからだ、と岡崎が爆笑する。
もーやだ。
泣きたい。
こいつ、まともに話できねぇーし。
なんか、かなわないし。
なんなんだよー
俺は揺られる痛みに耐えながら、岡崎の勤務する病院へ向かった。
病院に着いてからの岡崎は別人だった。
病院内で偉いのか、テキパキと指示を出す。
俺はレントゲンを撮り
診察し
痛み止めを打たれた。
さっきまでの岡崎の印象はまるでなく、
俺も見とれるほど
綺麗で硬派などこか近寄り難い妖艶な男。
そんな感じだった。
痛み止めが効いてきて、
それに痛みから解放された安堵が加わり
俺は猛烈な睡魔に襲われる。
終電で帰ってきて・・・
今何時だー?
待合室の時計を見ながら目をこする。
向こうから岡崎が近付いてきた。
「純平。帰るぞ。・・・なんだ眠いのか?
運んでやるから、車までは歩け。」
いつになく優しい口調で言われると、
俺は頷いて従ってしまう。
「いい子だな。純平。」
そういって肩を回されても、
反抗することは出来ず、
俺は鬱陶しいほどの睡魔に堕ちていった。
ピリリリリリー
純平の携帯が車内に鳴り響く。
寝ている純平を起こさないように、携帯を出し興味本位で開くと夏目からだった。
ー今日はごめん。腕、大丈夫か。本当にごめん。ー
俺は舌打ちをする。
またコイツか。
コイツは注意せんと・・・
俺の純平、触らせてたまるか。
俺は嫉妬にかられながら、ねむる純平を抱いて家に着いた。
俺が暴れる。
「ばーか。車はもう走り出してんだよ。お前は黙って俺の言う通りにしてろ。じゃないと・・・」
いやらしくニヤニヤ岡崎が笑う。
「なんだよ!!!言えよ、気になるだろーが!」
「・・・その口の利き方もろとも、調教すっぞ!」
目をキラキラさせて恐ろしいことを岡崎が言う。
「ばっ!ばかやろー!お前、俺の腕が治ったら、フルボッコだかんな!ふざけやがって。」
叫んだのが骨に響いたのか、純平は 、っく、っと顔をしかめる。
「騒ぐな、馬鹿野郎。フルボッコか・・・されないように、治るころには首輪つけて監禁してやるよ」
「ふざけんな。もー、お前といると疲れる。」
「昨日イケなかったしなぁー?」
我慢するからだ、と岡崎が爆笑する。
もーやだ。
泣きたい。
こいつ、まともに話できねぇーし。
なんか、かなわないし。
なんなんだよー
俺は揺られる痛みに耐えながら、岡崎の勤務する病院へ向かった。
病院に着いてからの岡崎は別人だった。
病院内で偉いのか、テキパキと指示を出す。
俺はレントゲンを撮り
診察し
痛み止めを打たれた。
さっきまでの岡崎の印象はまるでなく、
俺も見とれるほど
綺麗で硬派などこか近寄り難い妖艶な男。
そんな感じだった。
痛み止めが効いてきて、
それに痛みから解放された安堵が加わり
俺は猛烈な睡魔に襲われる。
終電で帰ってきて・・・
今何時だー?
待合室の時計を見ながら目をこする。
向こうから岡崎が近付いてきた。
「純平。帰るぞ。・・・なんだ眠いのか?
運んでやるから、車までは歩け。」
いつになく優しい口調で言われると、
俺は頷いて従ってしまう。
「いい子だな。純平。」
そういって肩を回されても、
反抗することは出来ず、
俺は鬱陶しいほどの睡魔に堕ちていった。
ピリリリリリー
純平の携帯が車内に鳴り響く。
寝ている純平を起こさないように、携帯を出し興味本位で開くと夏目からだった。
ー今日はごめん。腕、大丈夫か。本当にごめん。ー
俺は舌打ちをする。
またコイツか。
コイツは注意せんと・・・
俺の純平、触らせてたまるか。
俺は嫉妬にかられながら、ねむる純平を抱いて家に着いた。