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S×強気で恋になる

第48章 小さな亀裂


「っ、起きろ!!!俺浴びたから早くシャワー浴びろ!!会社遅刻するぞ!!あ、シャツ借りるな!!」
「・・・あたま・・・いたい・・・」
「二日酔い?もー、なんでもいいから、早く起きろ!!」

もぞもぞと起き下着を持って風呂場にいく


岡崎・・・
まだ帰ってきてねーのか

大変だな医者も

なんかそーいや、昨日なんか岡崎の話した気がするな・・・。飯作ってくれなくて、メモ書きもなくて、悲しかったの、覚えてる・・・


とりあえず会社いこ

夕方にはいるだろーから、
岡崎が作る晩ご飯たくさん食べよ・・・


「忘れ物ねーか?行くぞ?」
「あぁ。大丈夫。電車・・・?」
「たりめーだろ!!」
「・・・・・・俺、タクシーで・・・行く・・・。電車、怖いし・・・」

っ、痴漢してたのは俺だっつーの!!
やんねーよ!!
もうやんねーから、早く行くぞ

「俺がずっと横にいる。痴漢されたら捕まえてやるよ」
「・・・・・・うん・・・」

不安そーな顔すんなって
その顔、すっげーそそられる

俺たちはそのまま電車に乗り会社に向かった


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