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S×強気で恋になる

第15章 悪魔の接待

ギシー

俺の隣に岡崎が座る。
俺のティシャツを捲りならが、信じられないことを言う。
「純平さー、痛いのと気持ちいいの、どっちがいーい?」

「どっちも嫌に決まってんだろ!!!ふざけるのも大概にしやが、いっ!!!いってーな!!!」
岡崎が、胸の突起に爪を立てたのだ。

「もー、お前黙れ。痛いことしてやるから、」
怪しく笑って、俺にネクタイを噛ませて縛る。

やばいやばい
俺は冷汗をかきながら、岡崎に必死に訴える。
「んんっ、んんんっ、んーんー」

「何言ってんのかわかんねーな、純平。あぁ、媚薬使わないとその気になれないってか?」

俺は首を目一杯振って、違うと訴える

「んー、んー、んんんーっく」
「そうだな。生半可なやつじゃなくて、今日は速効性の一番効くやつにしような。」
悪魔の囁きをしながら、おれの耳を舐める。

「んんっ。んっ、んっ。」
俺は足をばたつかせた。

「なんだ、まだ他に言いたいことでもあんのか?あぁ、目隠ししてほしーんだな?欲張りだな、純平は」

ちがうちがうちがう!!!!
ほどけって言ってんだよ!!!
やばい、おれ、やばい!!!

シュルーシュルッ

俺の目にもネクタイが巻かれる。

俺は手足の自由、喋ることの自由、見ることの自由を奪われた。

絶望的だった。

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