テキストサイズ

S×強気で恋になる

第48章 小さな亀裂

「も、わかったから泣きやめ。んで、寝るな。お前さ、そんなに俺のこと好き?」
ベット横に座ってニヤっと笑いかけられる

先ほどまでの他人行儀ではなく
いつもみたいな岡崎な気がして俺は混乱する

「・・・・・・。」
「どーしてほしかった?なぁ?言ってみて。俺に何してほしかった?」
「・・・お前意地悪・・・すんなっ、く」
「かわいいな。ほら、目閉じて。」

言われた通りにギュっと目をつぶる

岡崎がふわっと俺を抱きしめ、耳元で喋り出した

「俺が悪かった。勘違いしたんだ。お前から他の男の腕とったと思ったら、嫉妬してヤキモチやいてお前に当たっただけだ。連絡無視してごめん。車の前で何時間待ってた?雨で寒かっただろ。ごめんな。倒れて心配かけやがって、お前可愛すぎだ。俺のこときらいじゃねーの?めちゃくちゃ好きなんだろ。俺にもそう言ってよ。」

ギュっと抱きしめた手をそのままに
俺の前に顔がくると目があった

「・・・好き・・!!・・・っん、・・・ふっ・・んっ、あ・・・」

深く深くキスが与えられる



軽い酸欠状態になりぼーっとしていた俺の唇を解放する


っ、はぁ・・はぁ・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ