無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「なぁー、横山。お前どこで服買ったんの？そのオシャレのコツ教えろ」
「俺も骨折したらモテるかなー」
「顔だけいーんじゃ腹立つけどさー、こいつ中身も可愛いよなー」
「ちょっと、男ばっかで囲まないでよ！！！」


・・・も、帰りたい
酒もんなに呑めねーし
目合わさないよーにして、気付かないフリしてるけど
岡崎がかなり振り返ってこっち見てるし

全然楽しくねぇ・・・


「ねーねー、あそこの2人のイケメンじゃない？」
「確かにー！！背も高いしルックス最高じゃん。何やってる人なんだろー」
「こっちと合流しない？田中部長帰ったし、ね？誘って見て、美人だから絶対大丈夫だって！横山さんもそう思うでしょ？」

ゴホッゴホッとむせる
何考えてんだ！！！
医者だよ！！
和也は会社の専務

呼ぶなよ・・・

パッと和也がトイレに行くのをみて、俺もトイレに向かった


「和也！！！」
「お、純平。奇遇だな。真ちゃんが久しぶりに呑もって来たら、お前いて・・・お前らやっぱ運命だな」
「ばか！ちげーよ！！見張りに来たんだよ！！頼む、あいつ連れて帰って！！お願い」
「いつから弟増えたんだ？お前、もー、弟にしか見えねーな。で、やったら何してくれんの？」

でた、岡崎家の意地悪な遺伝子・・・
人の足元見るなよ・・・

「なにしたら喜ぶか、わかんねー・・・。」
「こんど呑み行こう。真ちゃんと、純平と俺とで。もしかしたら、雅史も来るかもだけど。それ、約束してくれんならいいよ。」

そんだけでいいの？
よかったー和也がいて

「わかった。まじ頼むよ。」
「・・・お前トイレじゃねーの？」
「お前がこっちきたから、来ただけだ。じゃ、俺戻るから」

・・・本当に弟にしか見えねーな

可愛いし

お前の隣で寝たせーで
俺いまだに彼女できねー

あ？

「横山さんと知り合いなんですか？」

・・・。
確かに俺も帰りたくなった