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「んー、俺犬じゃねーぞ・・・！どこ行くの？」
「純平、帰ろうな？携帯かして。先に帰るって連絡してあげるから。鞄もった？」
「・・・もったー。ありがとうー。携帯これー」
「はいはい。真ちゃんさ、お仕置きは無理じゃね？こいつ結構酔っ払ってるぞ？」
「そのうちシラフに戻るからへーきだ。おい、ちゃんと歩けよ！！」
「真一・・・アイス・・・アイス食べたい」
「我慢しろよ。タクシーきてっから、和也は別タクで帰る？」
「あぁ。じゃーな、純平。」
「和也ー、待って。和也と同じタクシー乗るから、っ、わ！！」
「お前はこっちだろーが！！殺すぞ！！」

ぐいっと引っ張られて奥に追いやられる

なんで、なんでー！！

タクシーに乗り込みマンションまで走らせると
不満そーにこっちを見てくる
ムカつくな、こいつ

俺がこんなに心配してやってんのに！！

「・・・お前、俺と和也どっちがいーわけ？」
「アイス食べたい・・・のに、買えなかった・・・」

あ？！
そっちに不満なわけね。