テキストサイズ

S×強気で恋になる

第49章 自由?


なんか岡崎と全然違う・・・

優しい。

中学校ときの友達みてー・・・
ただふざけあって
損得も利害関係でもなく
楽しいから一緒にいる、的な


高校大学は女とヤらなきゃいけない日々だったから近づく男も俊哉経由で、なんかよくわからなかったし顔とかあんまり覚えてない


だからかな



和也、甘いんじゃなくて
お菓子食べよーとしても
食べていいけど晩御飯のことも考えろよ

とか言うし

こいつといると

心落ち着く・・・

和也のことを考えていると

ーお利口にしてろよ
と岡崎の言葉が頭に響いた


うるせーよ、和也のが楽しーわ
バカ岡崎。

心の中で悪態をつく
と和也と目があった


「お前ほんと、クールだな。喋れよ。まぁ、いいけど。ほら、あと焼くだけ。これオーブン入れろ。」
グラタン皿を渡される
マカロニの上にたくさんのチーズがかかっていた

「え?あぁ・・・うまそー・・・」

ピッとセットして焼き上げにかかる

これ食って、つまみと酒飲んで
明日土曜だし

やべー、最高ー!!!

「なんか嬉しそーだな。純平ってもろ顔に出るな」
「は?出てねーよ。っーかさ、真一にも言われんだけど、そんなにわかりやすい?」
「あぁ。うれしー!!!って顔してた。」
「してねぇ!!!」
「してた。」
「してねぇって!!!」
「してました。」

くっそー!!言い返したいのに、勝てる気がしねぇ!

まじか・・・

だから岡崎にもすぐ考えてることバレんのか
気をつけよ

「純平、焼くまでに風呂入れ。飲めなくなるぞ。・・・あ、ほら。やだ!すぐ入らなきゃ!って顔した。」
面白い、と言う風に笑われる

「っ、してねーって!!和也、しつこい!」

下着を持って風呂場に向かう姿をみる

引き締まった体だなぁ
細マッチョだ

脱いだらどんなんかな・・・
全裸で一度だけ担いだ体を思い出す


っ、ダメだってば!!!


俺なに考えて・・・

やべぇ、まじで、こんなん俺じゃねぇ


俺も呑もう
俺がシラフであいつ酔っ払ったら俺どーかなっちゃいそー。

俺も酔っ払って一緒に爆睡しよ

はぁーっと深呼吸をし
心を落ち着かせた




ストーリーメニュー

TOPTOPへ