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S×強気で恋になる

第51章 二重生活


「やべ!起きろ、純平!もう13時!!真ちゃん帰ってきて、グータラ寝てたらお前殺されるぞ」
「寝すぎた・・・怠い・・・」

「風呂入れ!シーツ毎週日曜に洗濯出してんだろ?どこに出し行ってんだ?それもしなきゃだし、晩飯あいつパエリア食いたいとか言ってたから、食材買いに行かなきゃだし、ちょ、お前起きろって!!この家、使用人いないんだから、働けよー!」

バシッと背中を叩かれる


「ってー!!!和也が暴力ふるったー!もー、起きれない」
「小学生か!!風呂はいれ!ほら、早く」

だるそうに歩いて行く後ろ姿をみる

うーん、なんか昨日の純平じゃない
直ったみたいだ

シーツはがして、
っ、この新しいやつつけて、っと

・・・ん?


おいまじか、

所々に血飛んでる

どんなプレイしてんだよ!!!


っ、見たくねーもんみせんな!!
頻繁にシーツ洗う理由これかよ!!

「あー、もう13時半!!風呂まだ!?俺も浴びるんだから、っ、くそ」

ダーっと掃除機をかける

真ちゃんのために俺なにやってんだ

っ、あいつ女か!?
何分風呂はいるんだよ!!!


もういい、俺も入って追い出してやる

ガチャっと入ると
純平が風呂の鏡にケツをうつしてみていた


!!??

「ちょ!!なにやって!!!」
「うわ!!!入ってくんなよ!!!」

「待て。顔赤くするな。俺が恥ずかしくなるだろ。普通にしろよ。・・・ケツ痛い?」

っ、恥ずかしー!!!!

昨日何時間も好き放題ヤられたから
なんか痛いし腸も抉られた感じあったし

穴壊れてねーかなって不安で・・・

「ちょっとな・・・。っ、も、いいだろ、この話題。あ、シャワーかして!!髪の毛まだ洗ってねぇ」
「何分見てたんだよ!!!馬鹿野郎!座って後ろ向け、洗ってやるから。俺、急いでるの、わかる?手のかかる子だなぁー!!!」

あははっと純平が声を出して笑い出した

は?

笑った?

こんなに笑うとこ初めて見た・・・

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