S×強気で恋になる
第51章 二重生活
7時前に家出たの久しぶり
っ、あいつふざけんなよ・・・
一発殴りてぇ
絶対許さねーからな!!!
突然輪姦しやがって!!!
なんなんだよ、俺がお前になんかしたか!?
・・・行きたくねーな、会社
会社の最寄り駅に着くと
突然足が重くなる
すると後ろから肩をたたかれた
「っ、てめぇ!!!!」
「朝からちゃんとくるなんて案外従順じゃん。ほら、歩け。あ、携帯かせ。」
「っ、なんで!!!」
「お前、俺を怒らせたいの?会社の男ども集めて、まわしてやろーか?」
っ、と唇を噛む
「・・・渡して・・・何すんの?」
「奴隷が質問すんな。今日の夜残業な。仕事終わってから2時間俺に付き合え。じゃなきゃ、まじで監禁してもいいんだぞ?なのに、毎回家帰らしてやってんだ。感謝しろ。」
バッと携帯を取られる
と岡崎から着信が入った
「出ろ。」
「っ、もしもし・・・・」
ーお前どこいる?ふざけんなよ、早く家出るならそー言え。送ってっただろ?飯は?
ーまだ・・・
ーはぁ?朝飯は三食の飯の中で一番大事なんだぞ!!仕事?
ー・・・うん
ー帰りは?
ー遅くなる・・・かも
ーわかった。気をつけろよ。迎えが必要だったら言え。じゃ、心配させんな。
ツーツーツー
岡崎には・・・言えない・・・
「なぁ、小鳥遊。お前のこと、嫌いじゃ。ねぇ、から、こーゆーのやめねぇ?・・・。」
「お前が壊れたらな。地下行くぞ」
っ、やだ・・・って言ってんだろ!!!!
会社に入って立ち止まる
「おい。また薬盛られたい?絵的に悪いだろ?」
そういいながら、昨日嗅がされた液体の小瓶をちらつかせる
っくそ・・・