S×強気で恋になる
第16章 となり
微かな声が聞こえて俺は目を覚ました。
時間はお昼過ぎだった。
「純平?」
「ひっく・・・っ・・えっく・・・」
俺は純平を見て驚く。
しゃくりあげて、泣いてるーー
俺はどうしていいか分からなかった。
寝ている純平は夢を見てるんだろう。
俺がやりすぎてる夢だったら、起きたとき俺がそばにいて平気か?
そんなことを考えてしまい、思わず純平から手を離す。
「ひっく・・っく・・・・・んっ。。。」
純平が気付いたのか目を開ける。
「だっ・・・大丈夫・・か?」
「・・・胸貸せ。」
「え、」
純平がズルズルと俺の胸に近づき顔を埋めた。
まだ泣いている。
どうしたんだ、こいつ。
俺の知らない純平がそこにいて
俺はどうしていいか分からず
欲情することもなく
ただ、純平を抱きしめた。
いつの間にか俺の胸の中で眠ってしまっている純平に呟く。
「晩ご飯ー、おいしいフレンチ食べに行こうな。」
チュっと口づけして俺も再び目を閉じる。
なんの夢をみたんだ?
お前が泣いたのはなんでだ?
負けず嫌いで強情な純平が、
俺の胸を借りてまで耐えきれないことなのか?
こいつのこと
俺
あんまり知らない・・・かもな・・・
グルグルと考えながら
俺も眠りについた。
時間はお昼過ぎだった。
「純平?」
「ひっく・・・っ・・えっく・・・」
俺は純平を見て驚く。
しゃくりあげて、泣いてるーー
俺はどうしていいか分からなかった。
寝ている純平は夢を見てるんだろう。
俺がやりすぎてる夢だったら、起きたとき俺がそばにいて平気か?
そんなことを考えてしまい、思わず純平から手を離す。
「ひっく・・っく・・・・・んっ。。。」
純平が気付いたのか目を開ける。
「だっ・・・大丈夫・・か?」
「・・・胸貸せ。」
「え、」
純平がズルズルと俺の胸に近づき顔を埋めた。
まだ泣いている。
どうしたんだ、こいつ。
俺の知らない純平がそこにいて
俺はどうしていいか分からず
欲情することもなく
ただ、純平を抱きしめた。
いつの間にか俺の胸の中で眠ってしまっている純平に呟く。
「晩ご飯ー、おいしいフレンチ食べに行こうな。」
チュっと口づけして俺も再び目を閉じる。
なんの夢をみたんだ?
お前が泣いたのはなんでだ?
負けず嫌いで強情な純平が、
俺の胸を借りてまで耐えきれないことなのか?
こいつのこと
俺
あんまり知らない・・・かもな・・・
グルグルと考えながら
俺も眠りについた。