S×強気で恋になる
第51章 二重生活
こんな時間か、寝よ。
俺も明日朝早い・・・
にしても一回も起きねーって
どんだけ疲れてたんだ?
パサッーと布団を掛け直し
前髪をわけてやる
綺麗な顔
俺のこと欲求不満にさせるなんて
よっぽと酷く抱いてほしーみてーだな
寝込み襲うぞ!
そんなことを思いながらベットに入る
なんか嫌な予感すんだよなー
胸がざわつく、ってゆーか・・・
純平のせーだぞー
俺をこんなにしてー
そう思って手を握ると
振り払われ、
純平がバッと上半身をおこした
「いやっ、はぁ、・・・やめろ・・・っ、はぁ」
「純平?」
っ、岡崎ーーー
ここ家か・・・・ーーー
脱力したのか、もぞもぞっと純平が布団に戻る
「夢?手を握ったのが嫌だったのか?」
「・・・なんでもない。」
はぁ?
もー、めんどくせーなぁー
そう思いながらギュッと抱きしめる
「純平疲れてんだろ。ゆっくり休め」
何か言いたそうな顔を向けられるが、そのまま純平は目を閉じた