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S×強気で恋になる

第51章 二重生活

ー真一に心配かけたくない
ーお前に迷惑かけたくねぇ、


前そう言って泣かれたことを思い出す

過呼吸なるほどキツかったんだろ
過呼吸なんて精神的な問題が多くを占める


そんなに考えてて

なんで一言俺に言わねーんだ


レイプされたときも
痴漢されたときも
今回も・・・・


はぁー・・・

ごめんなさい、か・・・
無理矢理やられたんだろ?
なのに、なんで謝るんだよ


純平、


それは当たり前じゃねぇ


殴られて痛かった痛いって言え
嫌なことされたら逃げ出せ


耐えてもどーにもなんねーんだから


っ、あー、も、


とりあえず、俺がキレててもしゃーねぇ

それにキレる相手純平じゃねぇ


そう思いながらマンションの廊下から外を見る
つ、もう明方じゃん

部屋戻ろ


ガチャっと玄関を開けると
床に純平が寝ていた



だから、俺は捨てねぇ、って・・・
寝てろったろ・・・

そんなに不安か

普通、逆ギレすんだろ・・・
謝ってんじゃねーよ


俺のこともっと信じろ



壁に寄りかかっていた純平を抱きしめる

「・・っん、・・・」
「ここ、寒いだろ。ベットで寝ような。起きるまで寝てていーから、力抜け」
「っご・・めん、な、さ、・・・・んっ、んん、っ、ん」


深くキスを重ねる


「・・・謝るのやめろ。お前に怒ってねぇから。何された、小鳥遊に。それだけ教えろ。」

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