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S×強気で恋になる

第53章 新鮮

「純平はずっと俺と一緒、決定な。俺にも彼氏面させろ。お前といると付き合ったんだか、わかんねー・・・。お前の彼氏は俺だろ?認めろよ」
「・・・・・・え?強引だよな、真一って。も、離せ」
「なんだ、強引で悪いか。お前がフラフラするからだろ。こんないい男捕まえといて、他の男見るんだろ、・・そーやって俺のこと試して意地悪してんだろ。」

子供のようにふてくされながら
クラッカーをかじる真一が
変に愛しく見える

「はぁ?んなわけねーだろ。お前が考えすぎ。・・・っ、ちょ、っん・・ん・・ん」

確かめられるようにキスをする

っ、キスに酔いそー・・・

そう思いながら目を開けると
真一と目が合って唇を離される

「っん、俺のこと興奮させるプロだな、お前は。さー、もう一本飲むぞ!!!熱下がったみてーだから、飲めよ。もっと。」

そう言って、いつもより柔らかい顔で
こっちを見つめられる

なんか、真一楽しそう


いっつもイラつかせて
怒らせて、怒鳴らせて
心配かけて、ごめんな・・・


愛しもらえるよーに
愛さなきゃな・・・


俺も、もっとこいつのこと理解しなきゃ・・・


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