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S×強気で恋になる

第18章 携帯電話

俺は従うつもりなんてなかったが、
身体が勝手にというか、

頭では帰っちゃだめって思ってるのに
身体がもう痛いのはやべーだろって主張し

結局、定時になってから早歩きで家に帰った。

カチャー
ただいまー。

この前黙って入ったら怒られたから、一応言ってみる。
反応はない、というより電気ついてない。

なんだよ、帰って来てねーのかよ
ふざけやがって。
腹減ったー

そう思いながら、ベッドにダイブする。左手一本でのパソコン作業は重労働だった。

また、腕を吊ってるから寝転ぶ態勢がどこにも負荷がなく楽だった。
突如睡魔に襲われる。

やべー、眠いー
でも、岡崎帰ったとき起きてないとお仕置きされるー

めんどくせー
でも、痛いのはもっとめんどくせー

ぐーるぐーると回る思考。

・・・玄関で寝るか。
今、眠気に逆らうのは無理だ。

んー、眠いー、けつ痛いー、ーーーー

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