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S×強気で恋になる

第58章 キスの味




「おはようー。って、横山さん!?なんか、ものすごい疲れてません?」
「あぁー。わかる?・・・仕事しなきゃ」

そんなやりとりをしながら
オフィスに入ると
隣の席の外山が声をかけてきた

「おっ、横山さん、今日は一段と色っぽいな!」
「それ、セクハラっすよー・・・。あー、身体だりー・・・」


昨日結局あのあと二回して
記憶ない


っーか、二回とも俺の精液薄くてほとんど出なかった

も、絶対ヤリすぎ・・・
ケツ壊れる・・


そう思いながらパソコンで企画書を作っていると和也から社内メールがきた


ーお昼俺の部屋こい。飯一緒に食おう。
ー承知しました。


と堅苦しい返信を返す


俺も和也に話したいこといっぱい
昨日のことも
思い出したことも

あと、航平のこと・・・


話し下手だから話せるかな・・



航平が和也が恋人って言うから、あいつに俺と付き合ったんのか?ってきいたら、

違う。もう俺のとこに来るな。真ちゃんのことだけ考えろ。俺は何も出来ないって


言われた。
だから、本当のことがよくわからないまま
航平としかいる人がいなくて・・


でも、今思うと本当にあのまま和也といたら
真一のこと思い出せなかったかもだし


やっぱあいつすげーよな・・・
和也と飯かー・・・


なんなら晩も来てほしーよ・・・
今日岡崎、夜勤だったらよかったのにさー

今日もヤられたら
俺マジで死んじゃうっーの

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