S×強気で恋になる
第59章 なくしたもの
俺は気づけば抱きしめていた
なんとなく、なんでかわからないけど
「・・・ごめんな。変な話して。」
「俺もガキじゃねーから、気にしてねーよ。ただ、本当にいいな、って思っただけだ。変な空気にしてごめん。」
「・・・そーだな。お前の兄貴は俺でいいじゃん。な?」
コクンと頷きながら、俺の身体から離れていく
純平は何かとってもいい匂いがしていて
名残惜しい気持ちを抑え、純平を離した
・・・・・・
静まり返った狭い箱の中で
終始無言が続く
純平の昔の話、真ちゃんから聞く程度しか知らねーから俺も気になるなー
でも、このタイミングできいたらまずいよなー
隙間風が入り、ブルッと身震いをする
さっきから寒いっーの
そう思いながら
気づけば体温を求めて床にあった純平の手を上から握っていた。
「純平の体あったけーな。・・・体温高くね?」
「真一にも横で寝てて、俺が起きたら暑いってよく言われる。平熱37あるんだ。小学生みてーだろ。」
「いや、あったかくて今はいいかも。」
「和也が冷たいんだろ。俺が背中あっためてやろーか?」
「いいよ。男同士、やめとこーぜ。」
そう和也に言われ、なんでか、やめろと言われるとやりたくなる。
からかってやるー!!そう思いながら後ろから和也を抱きしめた
「・・・ちょ、純平!?どーした、頭おかしくなったか?」
「おかしくなってねーよ。クマちゃんみてーだから。あー、冷たくて気持ちいい。」
「俺はあったかくて気持ちいいけど。・・・まだかねー。もう45分経ってるな。」
「停電か・・・。狭いし・・・・暗いし・・・・昔思い出してなんか落ち着かねー・・・・・真一どーしてるかな」
ポツリと純平が子供みたいに言う
それが可愛くて俺は首をまわし
俺の肩に首を乗せて後ろから抱きしめていた純平の唇にキスをした
「え・・・」
「俺ここにいるから、昔の話聞かせて」
やべ、思わずキスしちゃったから
それ隠すのに変なこと言っちゃった
なんとなく、なんでかわからないけど
「・・・ごめんな。変な話して。」
「俺もガキじゃねーから、気にしてねーよ。ただ、本当にいいな、って思っただけだ。変な空気にしてごめん。」
「・・・そーだな。お前の兄貴は俺でいいじゃん。な?」
コクンと頷きながら、俺の身体から離れていく
純平は何かとってもいい匂いがしていて
名残惜しい気持ちを抑え、純平を離した
・・・・・・
静まり返った狭い箱の中で
終始無言が続く
純平の昔の話、真ちゃんから聞く程度しか知らねーから俺も気になるなー
でも、このタイミングできいたらまずいよなー
隙間風が入り、ブルッと身震いをする
さっきから寒いっーの
そう思いながら
気づけば体温を求めて床にあった純平の手を上から握っていた。
「純平の体あったけーな。・・・体温高くね?」
「真一にも横で寝てて、俺が起きたら暑いってよく言われる。平熱37あるんだ。小学生みてーだろ。」
「いや、あったかくて今はいいかも。」
「和也が冷たいんだろ。俺が背中あっためてやろーか?」
「いいよ。男同士、やめとこーぜ。」
そう和也に言われ、なんでか、やめろと言われるとやりたくなる。
からかってやるー!!そう思いながら後ろから和也を抱きしめた
「・・・ちょ、純平!?どーした、頭おかしくなったか?」
「おかしくなってねーよ。クマちゃんみてーだから。あー、冷たくて気持ちいい。」
「俺はあったかくて気持ちいいけど。・・・まだかねー。もう45分経ってるな。」
「停電か・・・。狭いし・・・・暗いし・・・・昔思い出してなんか落ち着かねー・・・・・真一どーしてるかな」
ポツリと純平が子供みたいに言う
それが可愛くて俺は首をまわし
俺の肩に首を乗せて後ろから抱きしめていた純平の唇にキスをした
「え・・・」
「俺ここにいるから、昔の話聞かせて」
やべ、思わずキスしちゃったから
それ隠すのに変なこと言っちゃった