S×強気で恋になる
第19章 電動ハブラシ
シャワーの刺激が気持ちいいー
俺は左手の不器用で慣れない手つきで
俺自身を慰めていた。
最低だー、あいつ・・・
跡付けやがって・・・
それになんか、昨日と違って俊哉のこと知ってる口ぶりだったな。
ふと、俊哉を思いだす。
中学校3年のときに、第二の里親がまさかの離婚。
当然誰にも引き取られず
俺は再び施設に戻った。
高校に入るか入らないかくらいで
俺は榊原家に引き取られる。
今までとは違いえらく金持ちで、
そして俺はまた兄貴が出来た。
一人暮らしも許可してくれた。
何不自由ない幸せの日々がやっと訪れた。そう思っていた。
いつからだろう。
可愛いなって思った女が、俺とヤった後で
もう会えないと言われることが増えた。
それと同時に
付き合ってと告白されて出会う女も増える。
俺はさみしかった。
少なくても抱いてるときは、好き、大好き、と言ってくれる。
高校生という年頃に加えて里親。
俺のこと好き?
俺がいてよかった?
そんなことを聞きたい本音と聞けない恥ずかしさ、言われない不安。
そんなものを、女は埋めてくれた。
だから、別れを突然告げられる日々はつらかった。
しばらくして、俊哉が俺の部屋の合鍵を作った。
夜寝てると女が来る。
犯すというより、無理矢理勃たせられる。
愛というより酒の力
俺の毎日はめちゃくちゃだった。
俺は左手の不器用で慣れない手つきで
俺自身を慰めていた。
最低だー、あいつ・・・
跡付けやがって・・・
それになんか、昨日と違って俊哉のこと知ってる口ぶりだったな。
ふと、俊哉を思いだす。
中学校3年のときに、第二の里親がまさかの離婚。
当然誰にも引き取られず
俺は再び施設に戻った。
高校に入るか入らないかくらいで
俺は榊原家に引き取られる。
今までとは違いえらく金持ちで、
そして俺はまた兄貴が出来た。
一人暮らしも許可してくれた。
何不自由ない幸せの日々がやっと訪れた。そう思っていた。
いつからだろう。
可愛いなって思った女が、俺とヤった後で
もう会えないと言われることが増えた。
それと同時に
付き合ってと告白されて出会う女も増える。
俺はさみしかった。
少なくても抱いてるときは、好き、大好き、と言ってくれる。
高校生という年頃に加えて里親。
俺のこと好き?
俺がいてよかった?
そんなことを聞きたい本音と聞けない恥ずかしさ、言われない不安。
そんなものを、女は埋めてくれた。
だから、別れを突然告げられる日々はつらかった。
しばらくして、俊哉が俺の部屋の合鍵を作った。
夜寝てると女が来る。
犯すというより、無理矢理勃たせられる。
愛というより酒の力
俺の毎日はめちゃくちゃだった。