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S×強気で恋になる

第59章 なくしたもの



「っ、首輪とれよ!!誰かに見られる!!」
「だめだ。和也、ちょっと郵便取りに行ってくるから、鍋の火みてて。」
「はぁ?お前純平嫌がってんだろ。・・・俺も行く。」

は?

も、わけわかんねーから!!

外山ビビるだろ!!
岡崎専務と俺と、あとドス黒いオーラの真一
が降りてくるんだぞ!?

も、馬鹿か、お前ら


「頭いてーよ」

エレベーターに乗り込み、思ってることがつい口に出る

「純平大丈夫か?」
「和也、いちいち心配すんな。馬鹿は風邪引かねーっーだろ。仮病だ、仮病。」

うるせーな、もう


チンっと扉が開くと
外山がピシッとスーツを着てたっていた

「おお!横山!!うわ、普段着もかっこよすぎ!これ、会社の資料・・・・って、あれ?後ろの二人は?」
「・・・・・え?あ、この方、俺たちの営業企画部の遥か上の岡崎専務って人。」
「あ、あなたが。失礼しました。私、外山と申します。よろしくお願いいたします。」
「そんな堅苦しくなくていいよ。資料届けに、わざわざ?よかったな、純平」
「え?あぁ。サンキューな。また明日、会社で、あぁ。」

俺の紹介もしろ、純平!!!!
このドアホ!!!

そう思いながら黒いオーラを吐き散らすと
それに外山が気づき、純平に聞いた

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