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「純平、しめじ嫌いなのか？」
「え？いや・・・嫌い・・っーか」

そう和也に聞かれて、返答につまる
好き嫌いすると真一に怒るからなー

そう思っていると、端にのけてたしめじを真一が黙って俺の皿からパクパク食べて、おかずのお皿を渡してきた

「純平、これうまいから、こっち食え。な？」
「え？うん。・・うまいな、これ。・・・・そう言えば和也さ、ヒゲ生えてるよな、今日」
「イケメンだろ？大人の男って感じ？」
「あぁ。俺、体毛薄いからさー。ちょっと憧れる。」

和也と俺がそんな話をすると、真一が話に割って入ってくる

「俺も朝ヒゲ生えてるだろーが。」
「真ちゃんも体毛薄いからな。俺と張り合うな、ばーか」
「ちょ、真一！んなに、落ち込むなって、おもしれーな
お前」
「黙れ純平。ったく・・・、あ？これうめーな。和也料理の腕あげたな。」
「どれ？どれがうまい？」
「大人の話ー。純平に料理はわからねーだろ。ほら、これ食っとけ。」

また俺だけのけもんかよー

でも、三人で飯食べるの楽しい

真一も機嫌いいし

ただ貞操帯だけが居心地わりー・・・
あと腰がまだ微妙にいてぇ



貞操帯取ってくれるまで機嫌とらなきゃだけど

なんか幸せでいいな

これが仲のいい兄弟ってやつ？

俺・・・こいつらと知り合って本当によかった