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S×強気で恋になる

第60章 俺の知らないこと

「ちょ!!!!ひとの家ですよ!?っーか、俺のベット!!降りろよ!」
「お前1人でキングサイズって贅沢だな。寝るの趣味か?・・・こっち真一が寝てる方だろ。あいつの匂いがする」

シーツをクンッと悠二さんが嗅ぐ

「犬か!!!やめて下さい、っーか、出てけって!!」
「タメ口かよ。俺歳上。岡崎家の次男だぞ。」

怒ってる口ぶりと態度なのに、なぜか頭を撫でられる

「やめろよ!!」
「なんで?犬みたいじゃんお前。犬みてーだし、猫みてーだし、何か芸できねーの?」
「っ、からかうのもいい加減にしろよ!!っ、や、ごめんなさ、・・・ちょ、片瀬!!」

言い返すと、そのまま担がれ
俺はベットに投げられる

「ビビってんじゃねーよ。冗談。隼人ー、ピザまだー?」

そう言ってリビングに行く悠二さんの姿をみて
俺はシーツに顔をうずめた

も、やだ・・・

最悪だ・・


真一何してんだろ・・・
ゲイバーとか綺麗な女がいる店とか
行ってんのかな・・・


行ってそーだよなー


はぁ・・・


悠二さんと片瀬の笑い声が嫌に胸に響く


俺も片瀬みたいにデレデレだったら
あんな風になれんのかな・・・


「隼人、裸にエプロン最高。隼人はすぐストリップショーだなー、本当にエロっちぃ奴だ。」
「悠二さんといると、こんなになっちゃうからぁ。ピザきたらさ、あーんしてあげるね?」
「あーんより口移ししてよ。舌使いの練習しとくか?」
「んっ、も、悠二さんのも、おっきい・・」


ぞわわわーーーーー!!!!!
と寒気がして
俺はシーツを頭からかぶった

どんな会話してんだ!!!

っーか、音やだ

くそ・・・こっちは禁欲生活させられてんのに、ピチャピチャいってんじゃねーぞ!!!!




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