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S×強気で恋になる

第60章 俺の知らないこと




っ、重い・・・軽い・・・
わかんねーけど、こいつ細いのに
脱力しすぎて重い・・!!


っーか寝るな・・・


うわっ!!

そう思って担いでいた純平の股間が肩にあたる


っ、やべ!!!

あ?

なんだ?・・・こいつの股間なんか硬いなんかがあたる・・・


これ、股間じゃねぇ
なんか違うのがあたる


どーゆーことだ?


そう思いながら部屋に入りベットに降ろす



なんでもいいや

可愛い



チュッ・・・・



っ、唇柔らけぇ・・・!!!
女か、こいつ!!

っ、やべ、もっとキスしてぇ・・・


カシャカシャとツーショットを撮りまくりながら
純平にキスをしまくる


と、純平が目を覚ました

「ん・・・しんい・・・ち?・・・もっと・・ぎゅっ、てして」

なんだ真一帰ってきたのか

俺な・・・
片瀬と悠二がずーーーっといちゃいちゃしてたから

なんか寂しくて

なんか羨ましくて

俺も、あんな風にできたらなって
思ってたんだ


そう思っていると
いつもと全然違う優しい手つきで髪を撫でられながら
キスを落とされる



ん・・・っ!!!!痛い!!!


「っ、や・・・・あ?!外山!!??」
「・・・あ、起きた?寝ろ。」


え?

待て待て待て


じゃ、キスしてたのお前!?
俺が勃ちそーなって貞操帯に締められて勃てねーから、起きて・・・・


って、なんか、あれ?
なんだ・・・頭回ってねぇー・・・

あ?


俺下着しか着てねぇ


え、あ?

「あ、スーツシワになると思って、脱がせた。だめだった?」
「・・・・わり、・・・なぁ、・・・なんか見た?」
「はぁ?見たよ。お前の胸のピアスも。この貞操帯も。お前さ・・・お前はお前のことわかってねーよ。本当のお前はこんなんじゃねーだろ?俺が教えてやろーか?なぁ。こんなんでいいの?無理すんなよ。・・・・寝ろ」


え・・・


俺が俺のことわかってない?
どーゆーこと?
俺はこれでいいんだろ?
俺は真一のモノなんだろ?


そんな不安になること



言わないで




俺今あいつのこと待ってんだから




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