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S×強気で恋になる

第60章 俺の知らないこと

「可愛くなったな。あー、・・・俺の目みろ。・・・なんでうつむく?俺に話したいことでもあんの?なんだよ、その顔。ほら、帰ろーぜ。」
「・・・キャリーケースもつ」

「いいよ。女役はお前だろ?俺のお前がもってどーすんだ。」
「おっ、・・・女役!!?? 嫌だ、それなんか!!」
「うるせーな、ガキ。じゃあ、持って。ほとんどお前へのお土産だから。」

すぐ顔にでる

そんなキャリーケースを嬉しそうに見ても
中身は見えねーだろーが


純平癒される・・


でも、なんか話したそーっーか
不安でしたー、みたいな顔してたよな


まあ、貞操帯つけて禁欲してたから
ストレス溜まって情緒不安定になったか

そんときに俺がそばにいなかったから

余計に考えでもしたんだろ


俺はな



純平には内緒だけど



向こうのゲイバーでいつもみたいに寄って来る男を品定めしながら呑んでたら


兵士並のゴリゴリマッチョの190センチくらいの大男に、強制連行されて危うく押し倒されるところだったんだからな


てゆーか恐怖体験。
トラウマ並。

いままで、俺が好き勝手犯して押し倒してたのに
押し倒されて体格差で抵抗できねーって怖いんだな

この過去は封印だな

ったく、空手やっててよかった
押し倒される寸前で乱闘になったから
俺のこと諦めたけど

あれが純平だったら、規格外のモンぶっ込まれて
ケツ崩壊だよ


あー・・・・純平の横安心するわー

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