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S×強気で恋になる

第60章 俺の知らないこと


「・・・お前は俺のモノだ。な?」
「・・・・・うん。」

「続きは夜寝る前話そうな。ほら、鍵。お土産あるぞ」
そう言ってチャラっと鍵をくれる


俺はお土産も嬉しかったが
もっとずっとこーしときかった
もっとギュッて・・・して・・・足りねぇ・・・

その言葉が言えない

そしたら真一が黙ってまた抱き寄せる

「・・・・・。ほら、おいで。俺が25年分愛してやる。」


純平、頭縫って記憶取り戻してから
やっぱなんか変だよな
こいつほっといたら、ずっと俺の横にいそう

猫みてーに体すり寄せてくるし

たくさんお前が生まれて来てくれてよかったって
お前と出逢えてよかったって愛してやる



だから


俺のプレイにも協力してくれ


ちなみに、貞操帯はとらねーからな


あ、純平髪の毛いい匂いする
そう思いながら、サラサラと髪や首筋に顔を埋めると
純平が身をよじる
「・・・・も、いい離せ。開けていい?」
「あぁ。」


可愛いな。

俺との問題は今のにあったよな。
俺はセックスしてーし、なんならずっと抱き合っときたい。

でも、純平は
幼稚園児が親に甘える程度のことを求めていて
抱きしめてってのも、性的な意味はない


そこにズレがあるんだよな、俺たち。
それに加えてこいつの天邪鬼さと強がりだし、素直にならねーし、滅多に甘えねーし

で、俺はこうだろ?

俺も惚れるとしつこいからな
お前が泣き叫んで痛がる顔を見て
俺に屈服するまで
一緒にいよーな


あーなんか・・・旅行いきてーな


こいつの腕治ったお祝い旅行まだしてねーし
記憶も戻ったし

最近こいつ素直で可愛いし

旅行連れてってやるか










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