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S×強気で恋になる

第63章 テレパシー

料理が来るまで
俺はずっとふて寝をしていた

真一は本を読んだり
パソコンで何かをしたりしていて

その様子を目でおっていながら
考え事をしていた


何も覚えてねーのかー・・・


頭にはそればっかりが浮かぶ



俺・・・結構頑張ったんだけどな・・・



嫌いなフェラし続けたり
何回も真一のこと受け止めたり


褒めてくれて、ありがとう、って
言ってくれるかと思ったら
覚えてねーのか・・・


まあ、そーだよな・・・


いつもの真一じゃなかったし
薬でうわ言しか言えてなかったし
酔っ払って、寝かけてるときに
隆彦きたし・・・

そう思いながら、体勢を変えようとすると
下半身が痛む


ちくしょー・・・
腹下したし、ケツ痛いし、腸も痛いし、腰も痛いし・・・俺なにやってんだろ


そう思っていると、真一がパソコン越しにこっちを見る

「お前なにしてんの?知ってた?犬って退屈なとき、そーやって伏せしながら目でキョロキョロ主人を追ってるらしーぞ。で、顔はそんな顔。つまらん、って顔に書いてあるぞ。・・・そんなに遊んでほしい?」

「・・・・・・・・別にいい。」
「お前さっきからなんだ、その態度。お仕置きしてほしーわけ?」
「・・・疲れてるだけだろ!?お前にずっと付き合ってたら死ぬって。もう、まじで付き合ってらんねーよ!!!寝る!!!!!」
「・・・・お仕置きだな?」


だから違うってば!!!


そう言おうとして、寝ていた上半身を起こすと
真一が玩具を持ってすぐそばに立っていた

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