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S×強気で恋になる

第21章 嫉妬

え、・・・
点滴?

そのチューブをたどると岡崎の腕に刺さっている。

点滴をされて、ピクリともせず
死んでるように眠る岡崎。

「もー、あんた静かにしてよ。岡崎さん、さっきまでうなされてて今やっと寝たんだから」

いや、全裸のお前が言うな
っーか、お前オナってたろ

「こいつどうしたんだ?」
「もー、見て分からない?高熱で倒れたんだよ。過労だね、なんか最近悩ましい顔してたし、なんかあったんでしょ。」
ギシッと岡崎の横に座り、顔の上のタオルを冷たいのと交換する。

その仕草に、なんとなくイラつきを覚える。

なんだ。
この気持ち。
なんで岡崎にこいつが触れるだけで、こんなにイラつくんだ。

「お前さ、帰れ。っーか、さっきも言ったけどここは俺の家だ。」
「えー。岡崎さん運ぶの大変。うっとりするね、寝顔。俺、岡崎の寝顔見てるだけで勃っちゃった。」

こいつー

変態だっ!!!!

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