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S×強気で恋になる

第64章 お前といるから

ホテルに着いてからも会話はなく
風呂に入ったのか純平は
ポテッと寝てしまっていた


どうしても俺の中でのモヤモヤが消えず
一人でその様子を露天風呂から見る


俺はノンケを掘って屈服させてMにしていく
それが好きだった
絶対的な支配をしていく中で
次第にでも愛し愛されていく

それが快感だった


純平に手を出したのも
容姿がめちゃくちゃタイプで気が強くて
それに腕を骨折している
って状況で・・・


屈服させてーのに、なかなかしねーし
今でも俺のこと、好きって言わねぇし
どんだけヤッても犯しても
弱音なんかはかなくて
いつでも言い返してきて

掴んだと思ったら逃げられる
全く読めなくて
ガキみてーですっげー楽しかった。



でもこいつ、夜寝ながら泣いてた。
悪夢で目が覚めたとき俺の腕つかんで
大丈夫だ
って震えながら言う。

こんなにいろんなもの背負ってるって
思ってなかったから
正直驚いたし納得もした。

でもそんときには引き返せないくらい
惚れてて

痛みに悶える顔が好きで
反抗してるのに体は素直で
そーゆーとこも好きで


俺のプレイはやめられないとこまできてたと思う。

あのときに俺が純平抱くのやめてたら
セックスするにしても優しくしてたら
俺たちの関係変わってたかな




まあ、俺にはそんなセックス無理な話なんだけど

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