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狼男子の扱い方

第7章 翌日の学校での行為





あたしは

怒鳴られる覚悟で
玲音を見上げると

限界だった腕の痛みがとれる。



「……玲音?」



玲音は無表情のまま

あたしの目をみる。




「あいつは 元カノだ」




……うん。

大体わかってた。




けど、おかしいよね?




「なんで、元カノだから……ヤるの?」

「は?




 …………はぁー…」







え、ちょっとまってよ。



なんで溜め息つかれなきゃ
いけないの?




「だから最後までいろって
 いったんだよ……」


いや、意味不明。




「…他の人とヤってるとこ見れるほど
 あたし淫乱じゃない」


玲音みたいに…
たまってないんだから。
 



「っだから!!!!……っち」

「ねぇ、なんなの!?
 なんであたしが一方的に 
 キレられるの!?

 なにか、間違ったことした?」


「……うっせーなぁ」


「うるさいってなによ!
 …なんで、付き合ってる子の側で
 他の女の子とできるの!?」




あたしはネジがとれたように
いつもじゃありえないくらい


しかも、相手は玲音に

ぶちギレた。

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