狼男子の扱い方
第2章 部活終了時での行為
───
「でも、なんなんだろ?」
半裸で体を拭きながら
水谷がいた理由を考える。
……が、わかるはずもなく。
まさか、あたしを待ってたとか?
「っぷ それはあり得ないな」
実際話したの、初めてだし。
─そんなときだった。
チュ
「っ!?」
突然、
首になにかを感じた。
すぐにそれは何かわかる。
水谷だ。
チュ……チュ
水谷が
あたしの背後から
首にキスをする。
「ひゃ……」
唇から軽く舌がでて、
ゆっくり舐められる。
「っん……んん」
ぞくぞくっ……と
肩があがる。
なにが、起きてるの……。