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狼男子の扱い方

第11章 夜、正門での行為




しゃがみこんでいた玲音は
あたしの腕をぐいっと掴み、

あたしを玲音と正面に向かせ壁に押し付けた。



「俺をこんだけ待たせた罰だ」



「れお、

っ………ん」



玲音の名前を呼ぶ間もなく、
あたしの唇は玲音によって塞がれる



「ふっ…ぁ…」



角度を何度も変えながら、無茶苦茶に啄むようなキスを受け続ける



「はん……ンン…っ、」





壁に押し付けられたあたしの両腕は
玲音によって拘束されていて思うように動けない。





啄まれる間に軽く空気を吸おうとした瞬間、

ニュル…と、玲音の舌が唇のあいだをするりと通りすぐにあたしの口を再び塞ぐ




あたしの口内で
玲音の舌が歯列をなぞったり、あたしの舌を舐めたりといやらしく駆け回る






「は…あぁ……ん」





ダメだ


頭が回らない…





玲音のキスを受けながら、
何も考えられなくなったあたしは
ぽー…っとする








ガクン、と腰が抜けた。











「っあ……、!」








地面に落ちるはずだったあたしの腰は
玲音の膝によって支えられ









瞬間…グリ、と敏感なところに膝が当たった。

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