黒子のバスケ~裏試合~
第1章 黒子っち、大好きっス……。
俺の名前は、
黄瀬涼太<きせ りょうた>
モデルをやりながらも、
海常高校でバスケ部の
オールラウンダーでエースな俺は
もちろん女の子に
モッテモテな日々を送っている。
が、
俺は
誠凜に通う、
黒子テツヤ
を性的な意味で好きだ。
黒子っちからは
毎回のように毒舌でフラれる。
けど、それがまた
男心をくすぐるっていうか……!!!!
とにかく、
大大大大好きなんス。
って……中学のときから
ずーーーっとアピール
してるんスけどねぇー……。
なっかなか堕ちない。
「っあ"あ"あ"ーーーー!!!!」
俺は大きく手を伸ばし、
舞台にねっ転がった。
「お"い!!!!そこの奴!!
うるさくすんなら出てけぇー!!!!」
あーあー。
誠凜のキャプテン
怒らせちゃったー。
「……黄瀬が奇声をあげる。
やべ、キタコレ」
「「ぶっw w w」」
「おい、誰か伊月と黄瀬を
表にだせ。ここから追い出せ」