黒子のバスケ~裏試合~
第3章 ったく!わかんねぇよ…勉強も、黒子も
「と……すみません。
えーと、だからここはー…
───────」
黒子の解説を聞くこと
3分。
「っ…おおおおお!!!!?
すげぇ!わかった!!」
分かりやすい例えを
使って教えられ
やっとのことで解けた。
「じゃ、いいか?」
「……あの、
尻尾振りまくるのやめてください」
……尻尾?
「さっきからフリフリと
耳まで見えるくらい
犬のような火神くんがいるんです」
俺は犬じゃねぇ!!!
ってのは
どうでもいいんだよ!
「早く!ごほうびくれ!」
─(黒)ほんとに犬みたいです。
「わかりました。
約束ですしね?何がいいですか?」
「んじゃ…………
黒子が欲しい」
「却下」
速答でかえってくる
黒子の反対に
俺は唖然とした。