黒子のバスケ~裏試合~
第3章 ったく!わかんねぇよ…勉強も、黒子も
「……やだ。
まだ、足りねぇ」
黒子の後頭部に手をやり、
ぐっと顔を引き寄せる
「ん……っは、
火神く……、んんっ」
……甘っ。
「……ふぁ……」
黒子の口内に再び舌を侵入させ
舌の裏に滑らせる
「ふぅ、ん……」
そのたびに
黒子の声で俺は気持ちよくなる
─そろそろ、理性とぶな…
俺はふっ、と口を
黒子から放すと
すでに涙目の黒子が瞳にうつった。
「……」
「……、つ、ぎの問題、
解きましょう」
へろへろのまま、
黒子は開かれたままの
問題集を指差して
また
背を向けた。