黒子のバスケ~裏試合~
第1章 黒子っち、大好きっス……。
その日、
俺はモデルの仕事があると
嘘をついて先に帰った。
黒子っちと二人でいたら
嫉妬に狂って
襲ってしまいそうだったから……
そんなとき、
♪シャララ,シャララ,シャララがむしゃら……
ズボンにはいっている
スマホがなる。
……メールか。
「……っ」
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To.黄瀬くん
お仕事、
頑張ってください。
黒子
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たった、それだけ。
たった一文だけだったけど
また、好きが積もった。
「……ふはっ
……黒子っち…………。
大好きっス……」
いつか、
黒子っちとこの想いを
共有できたらいいな……。