黒子のバスケ~裏試合~
第1章 黒子っち、大好きっス……。
翌日────
「おらぁーーーー!!!!
黄瀬ぇーーーーー!!!お前は
また抜け出す気か!?
今日こそは許さねぇ!」
「いっったぁ!!?
ちょ、先輩!!
跳び蹴りやめてくださいよ!!!
まじ痛いんスから!」
「自業自得だぁーーー!!!!」
どかっ と、
二発の強力な蹴りを
笠松先輩からくらう。
……ちょ、
ガチでアザできるんスけど!!!
「おい!黄瀬!!
キャプテンの言う通(り)だぞっ!!!
いい加減部活で(ろ)やぁ!!!」
「おいおい、早川。
静かにしろ。黄瀬ぇー、
練習でないなら女の子紹介な」
「……わーったっスよ!!!
出ます出ます!」
どちみち……
昨日の今日で黒子っちに会うの、
正直キツいし……。
───
結局、今日は
黒子っちに会いに行かずに
部活に没頭した。
「……」
部活が終わり、
部室で着替え終わって
スマホを開く。
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「……ま、当たり前…っスよね」