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好きな人がいた

第6章 高校三年生

すぐに私たちは二次試験に追いかけられることになった。
私は前期試験に失敗したので頑張って中期、後期の筆記に挑まなければならない。
他の友達もみんな受験生。
交流は次第になくなった。


中期試験の日。
時間が来るまで暇だった私は
「もうやることはない」
と携帯を開いた。
ちょうどその日はCちゃんと彼の合格発表があった。
CちゃんのTwitterには
「合格した!」
と書いてあった。
おめでとうを心の中でいい、彼のTwitterも見た。
「落ちた。浪人だ」
と書いてあった。

「ざまあみろ」
何故だろう。そう思った。

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