好きな人がいた
第7章 大学一年生
そんなことを思って友人たちを妬んで妬んで妬んで妬んで妬んで、そして自分を甘やかす。
私はなにも持っていないのだから、と。
私は彼女たちよりもずっとずっと下の存在なのだから、と。
私は、彼女たたちに叶うわけもないのだ、と。
だからこそ彼に手が届くはずがないのだと。
彼に拒絶されたのはすべて自分がすべてにおいて底辺なせいなのだと。
彼に愛されなかったのはすべて私のスペックが悪いのだと。
最初から彼に出会っていたのが私だったとしても結果は変わらなかったのだと。
自分が悪いことにする原因をすべてまわりと比べて押し付けて
私は私の本当の欠点を見ようとしない。
わかっている。
わかっていても、認められない。
私はなにも持っていないのだから、と。
私は彼女たちよりもずっとずっと下の存在なのだから、と。
私は、彼女たたちに叶うわけもないのだ、と。
だからこそ彼に手が届くはずがないのだと。
彼に拒絶されたのはすべて自分がすべてにおいて底辺なせいなのだと。
彼に愛されなかったのはすべて私のスペックが悪いのだと。
最初から彼に出会っていたのが私だったとしても結果は変わらなかったのだと。
自分が悪いことにする原因をすべてまわりと比べて押し付けて
私は私の本当の欠点を見ようとしない。
わかっている。
わかっていても、認められない。