背徳の雨
第2章 コワレタ、モノ
でも私は優雨に特別な感情を抱いていた。
皆とは違う、感情。
彼の顔を、姿を見るだけで
何故かドキドキして仕方がない。
私は、優雨が好きだった。
嫌いと言われた今でもそう。
私は彼の姿を無意識に目で追ってる。
男の子と楽しそうにはしゃぐ優雨。
無邪気なあの笑顔は
私に向けられる事はないとわかってた。
でもその行為をやめられない。
好きで好きで仕方なくて
私のこの感情を
どこにやればいいのかわからなくて
胸が苦しかった。
また独りで過ごす日々。
淋しさを押し殺して机に向かいながら
また視界に幕が張る現象が起きていた。
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