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花火の秘密

第3章 すばるくんとの秘密

「すごい人やね。」

「ほんまやで。ビックリするわ。」

「たつよし。渋やんは?さっき渋やんの声してんけど?」

「すばるくん?…そうなん?聞こえんかったわぁ。」

きっとまるちゃんは笑顔で俺に詰め寄ってくる。

そして気が気でないまるちゃんは俺に荷物を押し付けてこう言うんだ。

「僕の愛する渋やんを探してきます。ちょっとまっとってください!!」

「まっ!!まるちゃん!!!!」

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